Aroma therapyで使用する精油には、薬理的な作用(成分的な根拠からその精油の持つ効能効果を把握し、症状にあった精油を選ぶ)を重点に置いて使用する精油を選ぶこともあれば、精油の周波数を用いてエネルギー体やチャクラの波動を刺激し、エネルギーの流れを調整する使い方もあります。
又感情にダイレクトにアピールする精油の力借りて感情の解放(インナーチャイルドやトラウマ)を促す使い方があります。
わたしが普段得意とするAromaは感情面・精神面にアプローチする使い方ですが、全ての精油は薬理作用をもつ芳香成分から
成り立っているので、薬理的な効果も期待できます。
Aroma therapy とは、植物から抽出されたエッセンシャルオイルやエッセンスを使って、健康の維持増進を図ったり、美容面に役立てる方法で、芳香療法と言います。
フランスでは医療の領域で精油を活用し、経口投与(飲用)
し病気の治療に使用されますが、
日本では主に経皮投与(皮膚塗布・マッサージ)より
芳香成分を体内へと吸収していきます。
精油は脂質に溶けやすい性質があるので、皮下脂肪組織に
速やかに成分が吸収され血管から血液中に溶け込み体内へと
運ばれていきます。
精油を経皮投与することは、精油を皮膚から飲むようなものと
いえます。
精油にはこの様な成分分析表が添付されているものを購入します。
例えば、このグレープフルーツはリモネンというモノテルペン炭化水素を91.2%含んでいるのですが。
分子が小さいモノテルペン炭化水素は、混んでいる場所や鬱滞している場所を流すのが得意なのでむくみやセルライトに効果的なんです。
グレープフルーツがむくみやデトックスによく使われるのは、
グレープフルーツに含まれるリモネンがリンパ系に働きかけ、体内の水分滞留や鬱滞を除去する作用があるからなんですよね
。
ある研究によると、ラベンダー精油を入れたトリートメントオイルを皮膚に塗ったところ、5分以内にその成分が血液中から
検出されたという結果も報告されています。
(アロマテラピーコンプリートブックより抜粋)
又、役目を終えた精油は尿と共に排出されます。
むくみや全身倦怠感がある場合は、薬理的作用から精油を
選んでトリートメントをするとさらに効果のアップが
期待されます。
ボディ・マッサージは筋肉と血液とリンパの循環を改善。
血液循環を促すことで、筋肉からの老廃物を除去し
栄養の補給を促します。
体に老廃物や疲労物質が溜まっていると、トリートメントを
受けた後に好転反応で体がだるくなることがあります。
その時は、それくらい体が疲労していたことを自覚して
いただきたいなと思います。
溜まっていた疲労物質を動かしたことでだるさを感じる
ので、白湯を飲んで体を休めながら、それらを尿と一緒に体外へ排出させると体がスッキリしてきます。
トリートメントを受けてもだるさが感じられなくなると
体の中がリセットされてきたということになるので、
少し続けていただく事で効果を体感していただけるかなと
思います
それこそ、フェイシャルで使用するときは皮膚に対しての薬理作用(肌をひきしめる、きめを整える、はりをもたせる、
炎症を鎮める等) を使っていきます。
という事で、今回は精油の薬理作用について少しお話してみました
〜
ご参考までに