香水の歴史

香りの歴史は古く古代エジプトから使われてきました。





当時は、儀式に使われることが多く





又、限られた階級の高い人しか使う事ができませんでした。





クレオパトラは、1日20万位かけてローズを使用していたそうです。





しかも毎日!!(クレオパトラともなると使い方が凄いですね〜。)





15〜16世紀になると、イタリアから南フランスに香水産業が伝わります。




イタリアの大富豪の娘・カトリーヌ・ド・メディチが




フランスのアンリ二世に嫁ぐ際に、お抱えの調香師を連れてきた事で




フランスにイタリアの香水技術が伝わり、パリに初めての香水店がオープンとなります。




当時の調香師は、薬剤師でもあったそうですよ。





そして、19世紀に入ると合成香料が作られ、




ゲランやコティの香水専門店が生まれました。

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これまで治療薬だったものから、香りそのものを楽しむようになってきた時代で、




この頃、売上世界1位になったのは




シャネルの5番


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マリリンモンローの名言「 シャネルの5番を着て寝るわ」で有名ですね。




その後、第二次世界大戦が集結し、新しい時代が開かれていきます。




1960年代は、戦後の復興がひと段落し、時代は女性に




「  優雅さやエレガントさ 」を求めるようになりました。



当時流行った香水も



「 マダムロシャス 」
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グレースケリーをイメージして作られた香水。


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男性の1歩後ろを歩いている女性像です。




おしろいっぽいパウダリーな香り。




鏡台から漂ってくる香りのイメージがあります。




1970年代になると、女性の社会進出という言葉が生まれ




その背景にウーマンリブ・女性解放運動が盛んに行われていました。




当時発売されていた香水は




「 シャネルの19番 」


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自由をイメージした爽やかな香り。




ちなみにこの香りは、男性からブーイングが多かったとの事です。





それまで、「 男性から女性に贈るもの 」だった香水が




「 女性が自分のために購入するもの 」に。




又「 特別に纏うもの 」から




「 いつでも纏えるもの 」へと変化していったのがこの頃です。




1980年代に入ると、女性の2極化(ジュリアナかコンサバか)と共に




香水も官能的な挑発的な香り




クリスチャンディオールの プワゾン(毒)や



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女性らしさを再認識させるような香水




サンローランのパリスが世界中で売れたようです。



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昼間、サンローランのパリスを纏い




夜、出かけるときに洋服を着替えると同時に




ディオールのプワゾンに香水を着替える人も多くいたそうです。





1990年代、IT革命到来と共にストレス社会という言葉も生まれました。




当時、流行った香水はエスケープ。


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エスケープは「 現実逃避 」。




ストレスフルな現実社会からこの香りを使う事で逃避していたんでしょうね。




 又この頃、カルバンクラインのOneが世界的にメガヒット。

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私も20代の頃、使用していました。




この香りは、女性と男性が一緒に使える香水でユニセックスな香りでした。




香水の歴史を見てみると、時代背景と当時流行していた香りが一致していて




とても面白いなーと思います。



2000年から現代は、個性の尊重・個別化の時代。




そして、ナチュラル回帰と共に合成香料だけではなく、




植物性の香料を取り入れた香水が発売されるようになりました。





100%ナチュラルではないのですが、ロクシタンやジョーマローンを愛用している人が増えています。



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現代は、それぞれが目指す女性像がバラバラで多様化しているので





個人の存在価値を高め、時代が求める女性像ではなく





その人の持つ女性像にぴったりの香りを創る




ナチュラルオーダーメイドの香水も求められてきているようです。
(アロマパルファンセッション、楽しみにしていてくださいね〜162.png



香りの歴史、面白いですね。




現在は、世界中で毎年およそ600品もの新しい香水が生まれているようです。




by soleil444 | 2018-08-04 12:19 | アロマパルファ二スト | Comments(0)

仙台でオーダーメイドのアロマ香水を創れるアロマセラピーサロン・ソレイユ。ひとりひとりの個性を引き出し魅力に変えるアロマ香水は人生のワンシーンを彩るパートナー。


by Soleil Rie
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